學志館

2024.07.02

能見台校 夏期講習

クラス授業生(中3生対象)  個人授業生(全学年)

夏期講習

 講習期間:7月22日(月)〜8月7日(水) ※詳しい日時は下の夏期講習日程表をご覧下さい。

夏の1年で最も暑い時期に勉強に向かう意義はどこにあるのかを考えてみましょう。

4月に始まった新学年の勉強も少し落ち着いてきました。新しい内容を学習し、今までよりも難しい勉強をしていると思っているかもしれません。その勉強が夏休みによっていったん小休止になります。そして、夏休みが終わり8月下旬から再び学校が始まります。学校のカリキュラムは夏休み前に学習した内容を前提として次の学習内容に進んでいきます。この時に夏休み前に勉強したことがわからないままであったり、勉強しても休みの間に忘れてしまったりすると、学習の進度的には少し難しいことになります。

今学校で勉強していることは分かるけれど、以前に勉強したことは定着せずに忘れてしまう。学年によっては、忘れてしまっている学習内容があると、新しいところを勉強しても分からないことが多々あります。算数・数学や英語は今述べたことが顕著になることが多い教科です。国語は日本語だからそれほど難しい問題になることはないと思うかもしれませんが、それは目に見えやすい形で現れていないだけで、実は最も深刻な影響を他教科に与えています。言葉の意味を理解している、漢字の読み書きは正確にできる、文章の筋道を追って正確に読解することができる、自分で思い考えたことを他者が理解できる文章として論理的に記述することができる。つまり、国語は人がよりよく生きる上で欠かせない教科です。もちろんただ闇雲に勉強すればいいというわけでも、他教科は重要でないと言っているわけでもありません。教科によって育むべき部位が異なるということです。算数・数学、英語、国語という基本教科はそれぞれの掘っていく学習回路は異なりますが、体系的に学習して行かなければならない教科であることは共通しています。今学習しているところは、その教科の年間カリキュラムのどこを学習しているか、更にはその教科の体系全体のどこを歩んでいるのかを分かっている教員に教わるか否かではその進度や学習定着は大きく異なるでしょう。

夏の暑い時期、学校も休みで時間のある時期、進度にせかされることなく分からない所をより深くじっくり分かるように学習する機会として、また1年の後半に向かって勉強進度を進めるためにも貴重な時機として、夏期講習の場を活用して下さい。

スムーススクロール

開く 閉じる