學志館

2021.07.14

読書感想文の季節

教育

国語担当石川です。
もうすぐ夏休み。読書感想文の宿題がでますね(><)

感想文のコツ
まずは自分にとって面白いなと思える本に出会うこと。
わたしは、好きな作家の本も選びますが、題名のインスピレーションで選んだりします。
子供のころ、大石真さんの「チョコレート戦争」を選びました。おいしそう、が理由です(笑)
その中のくだりでエクレアというのはフランス語でイナズマという意味で、イナズマのように早く食べないとクリームがこぼれるというのが強烈な印象に残ってます。いまのようにコンビニで手軽に買えるスイーツではなかったので、デパートの不二家のエクレアが食べたくて食べたくて^_^
また、村上春樹さんの「チーズケーキの形をした僕の貧乏」も題名に惹かれて読みました。
貧乏だった夫婦が借りたアパートは、鉄道の路線がV字に交差してる三角形の区画に建っていて…
という話でした。もっともこれは短編なので感想文には難しいかな^_^
「西の魔女が死んだ」で出会った梨木香歩さん
今でこそ、ボタニカル、自然がブームですが、ほんとうに自然への細やかな視点が素晴らしい。
それで梨木さんが好きになって次に「からくりからくさ」これも自然への慈しみあふれる話なのですが、遠くクルド人との文化ともつながっていて壮大な時間の流れを感じさせる素晴らしいものでした。

これらは題名のインスピレーションからの出会いでしたが、本の装丁からの出会いもいいですね。

インパクトのある表紙にひかれますよね^_^

吉村昭さんの「羆嵐」こわいこわい、そしてほんとの話だそうです。
さらにこの方
「漂流」というのもかいていらっしゃる
装丁がすごい、そして中身も圧倒的筆致
感想文向きではないかもしれませんが。

次回は気にいった本を見つけて読んだらどう書くかです

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