學志館

2021.11.18

幸せなスピードとは レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉

教育

おはようございます。石川です。先日、中3の教材で
映画監督の大林宣彦さんの随筆が取り上げられていました。その中でレオナルド•ダヴィンチの言葉を引用して、便利で時短がもてはやされる現代ははたして幸福なのだろうか、と問いかけています。著者は映画作成の際のフィルム編集で、昔は手作業だったものがコンピュータ制御になり、格段に便利で時短になった。しかし、その分他の仕事が入り、かえって身も心も疲れる結果になってしまったといっています。
レオナルド•ダヴィンチは「人間の移動のための乗り物は馬が1番良い。なぜならばそれが人間に一番幸せなスピードだからだ。」といっていたそうです。
たしかに。大掃除の季節。便利な家電のメンテナンス。分解して細かいところを洗ったり、拭いたり(涙)

ところが、今日ごまをすり鉢ですってたときのこと。
(ミルがなかったので)
プチプチと音をたてて、つぶれていくごま。香りが広がる。窓の外から小鳥のさえずりが聞こえてくる。
すり加減は自分好みに。^ ^
不便で、時間はかかったけどちょっといい時間でした。

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