學志館

2022.04.14

多様性を大事に

教育

おはようございます。石川です。
先日、模試の問題文で稲垣栄洋さんの「はずれ者が
進化をつくる 生き物をめぐる個性の秘密」というのがありました。生物の中で時々「はずれ者」が出現する時があって、それは一見平均値から大きく離れた個体。しかし、それまで経験したことのないような大きな環境の変化に直面した時に適応するのはその「はずれ者」で多様性の意味を述べていました。

コロナ禍でリモートワークも増え、企業も転勤という形態をなくしていこうという流れがふえてきているそうです。
でも、養老孟司さんは環境が変わる経験こそ、災害大国に不可欠なのではともいっています。

私事ですが、長男は入社してすぐの研修合宿で北海道勤務が決まり、研修から帰宅後4日ほどで早、旅立ちました。その後四年間、道内を転勤したり、長期出張したりほぼ端から端までいったのではと思うくらいです。観光だけではわからないその土地をを知り、新しい人と出会い、かなり変わったとおもいます。

多様な経験もまたあり、と新年度の春に思うこの頃です。

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