學志館

2021.08.02

古典の世界 今も昔も変わらないもの

教育

国語担当石川です。
夏期講習も残すところあと少し。頑張れ^_^
さて、中学生の単元は古典に入りました。ほとんどの生徒さんは(;´д`)といった感じです。
たしかに馴染みのない言葉、途中で主語が変わる、敬語がくどいなどわかりにくいですよね。
中学生の間はそんなに細かいところは気にせず古典を楽しんで欲しいと思います。筋はそんなに混み合ってないし、今と中身はそう変わりません。
説話や怪奇譚のタイプはどこかで聞いたような昔話だし、枕草子などの類聚的章段(たとえば〜うつくしきものという形でものごとを列挙する形式)などは今でいうインスタなどで発信するのと同じですよね。
滑稽話は今にも通じるお笑いネタだし、源氏物語などはまるでトレンディドラマに推しの男性が出てきて、個性的な女性が出て、といった風。
権力者などの話は言葉も時代背景もわかりにくいとは思いますが、まあだいたいの筋はこんな逸話があったのだけど、この人物はなんて素晴らしいのだろうというものです。

今も昔も人の機微は変わりません^_^

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