學志館

2021.05.27

中学英語 その2

教育

学習指導要領が改定され、今年度から中学校では新しい教科書に変わりました。
中でも英語は、小学校から高校卒業段階までの、日本の英語教育全体を底上げするため単語数が倍増し、英文の難易度も上昇している、と前回述べましたが、
今日はその対処法の前提になることを中学生を対象に述べてみます。

今年度から中学生が習う英単語数は、1,600〜1,800語程度になりますが、昨年度英語が必須教科となった小学校の単語数も600〜700語程度を加えた量になるため最大で2500語程度になります。
つまり、小学校4、5年生以外は今年度使う英語教科書には既に前学年までに出てきた、知らない単語も出てくることになります。
「発信語彙」(読めて、書ける語彙)は1100程度と選定され教科書のNew Word として太字で示してはあります。が、それ以外の単語についても意味は分かっている必要があるため、従来に比べレベルが上がったことによる、学習難易のウエートが上昇したことに変わりはありません。数学、国語、英語という順の学習難易度(生徒が教科に対し難しさを感じ、時間数をかける程度)は数学の少し下か同レベルと考えて良いかもしれません。
明日は、その英語に最小のエネルギーで最大の効果を発揮する学習法について説明します♪
英語担当 志村

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