學志館

2021.08.23

まだまだ暑い夏を涼しくする本

教育

おはようございます。まだまだ蒸し蒸し暑い夏休みですね。国語担当石川です。
今日は少し涼しくなる本を紹介します。
先日NHKで異界への入り口なる番組をやっていました。
その日は山にまつわる不思議な話、怖い話でした。
出典のテロップに「山怪」田中康弘 とあったので、早速借りて読みました。
いやー怖かった>_<
おかげで怖い夢をみて寝不足(笑)

わたしが一番怖かったのは、登山道を整備する山男達の話
石川県白山にて、登山道の整備の途中、天候の急変で山小屋に泊まろうということになった三人の男達。
ところがどう力を入れても山小屋の扉が開かない。鉄の棒を隙間に差し込み、みんなでどうにかこじ開け、やっとのことで扉を開けて宿泊したその晩のこと。
外は大荒れ。ところが、遠くから山伏の錫杖の音が聞こえてくる。「シャンシャンシャン……」
だんだんその音は近づいてきて小屋の前でピタリととまった。
三人は顔を見合わせ、扉が開きにくいだろうから開けに行ってあげないといいながらも何故か誰も体が動かない。
すると突然
「どんっ」
いきなり大きな音が小屋中に響き渡る。
屋根の上に飛び上がったらしく、屋根の上から今度は
「シャンシャンシャン…」と聞こえてくる。

三人は固唾をのんで音のする天井を見上げる。
しばらく歩き回る音がしたが、突然ピタリとやんだ。

するとその時、今まで三人がかりでもなかなか開かなかった扉が「シャーっ」と滑るように開いたのだ!

ここまでにします(笑)

あとは読んでください^_^

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