學志館

2021.08.26

そうめんからの国語と社会のお勉強

教育

国語担当石川です。
今日は特に暑い!
暑い日はそうめん!
ところでそうめん、素麺と書きますが、なぜでしょう?

正しくは「索麺」で、その中国音「スオ-ミエン」が「ソーメン」となったものです。

「素麺」という表記は「索」の手書き字体を見た日本人が「素」と誤認したことによります。
たまたま「素」の日本漢字音が「ソ」なので、それを延ばせば「ソー」となることから、「そめん」→「そうめん」なのだと誤解されたのだとか。

なるほど。

そういえば以前ニュースで取り上げた、
エドトガリネズミ
北海道に生息する世界最小の哺乳類なのですが、なぜエドトガリネズミという名前なのか。
エドは外国の学会の人が蝦夷(エゾ)をエドと聞き違えたからだとか。

勘違いってありますね^_^
国語 漢字のお勉強でした^_^

さて今度は社会のお勉強。
我が家は両親が郷里が島原なのもあり、毎年島原素麺を食べています。素麺といえば三輪や、兵庫の揖保乃糸、小豆島が有名ですが、実は高度経済成長期の高級素麺のそれらのブランド品の下請け生産地として島原で素麺がつくられていたそうなんです。

そんな島原素麺の起源は、諸説あるらしいです。かつて南蛮貿易が栄えた頃、福建省あたりから地理的に近いため伝わってきたとか、島原の乱でたくさんの農民がキリシタンとして殺されたため、移住者を募集した中に小豆島からの移住がいて、気候的に素麺づくりに適していたため始まったとか。

以上社会のお勉強でした。^_^

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