単元目標はこんな感じです。
・話し言葉と書き言葉の特徴を理解する。
・相手・目的・場面に応じた言葉遣いを理解する。
・相手により伝わりやすい表現方法を理解する。 (婉曲表現の使用)
相互理解が最終目標です。
で、教科書に沿って内容を確認していったのですが…
「電車より飛行機の方が早いけど、やっぱ電車の方がいいよね」
話し言葉を書き言葉に直すという課題です。
…どうも腑に落ちない様子。
意図は理解できるのですが、話し言葉の例が「違う」とダメ出しがありました。
そして、まず例を現在の自分たちの周りの話し言葉に移行する作業に(笑)
「電車より飛行機がちょ早でヤバいけど、電車の方がよくね?」
こんな感じになりました。(実際の授業で出た内容とは異なります)
そうかー、教科書は現実に追いついてないかー。
現在の話し言葉の特徴としては、
・断定・決めつけの言葉を避ける。音声の高低・強弱で意図を補強。
・助詞の省略
・音便の多用や音の省略
・形容詞や副詞、指示語の多用、下手したら名詞は要らない
…何か古文みたいですね。言葉は逆行しているのかしら。
あ、もちろん書き言葉には全ての例を完全に直せましたよ。
他にも
「学校の活動内容を説明する」
パターン1 小学校で全校生徒に。パターン2 科学室で保護者に。
「相手にとって言い方は変わるでしょう? 例えば志村先生と私とか。」
「ううん、同じ。」「えー、能勢先生にも?」
「うん、全く同じ。」…不適切な例だったようです。
本人曰く敬意のあるなしではないそうで。
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