學志館

2021.12.13

「押し手だめなら引いてみよう」

教育

石川です。
解けない問題に苦労する時、違う角度から見てみよう
などとよく言われますね。
押してもだめなら引いてみな
なんてよくいいますよね。

国語の教材でよく取り上げられる 加藤秀俊さん
社会学博士で、理想の構築は子どものころにすでに「ごっこ遊び」で始まっているのだ とか、「問題」とは問題集やドリルなど外的に与えられるものではなく、本当は個人が発見し、つくることの方が大事なのだ とか、
含蓄のあることをたくさん論じておられます。

この加藤秀俊さん、実は愉快痛快です。
「隠居学」という書籍をだしておられますが、まさに、押してもだめなら〜の逆転の発想満載
隠居こそ、暇で自由で組織にもお金にも縛られないから素晴らしい。何かを知ってなるほど面白いねえ でいいのだ
定年退職というのは、翌日の約束やなんやかや忘れないように神経を使うことから解放される「忘れる自由」を手に入れるということだ ボケなどおそるるに足らず。
などと、実に気持ちが軽くなる話がたくさんです。

しかも文面のリズム感がとてもいい、講談でも聞いてるようです。

勉強とは苦しいもの、つまらないものと考えてるとしたらぜひお勧めします。逆転の発想で楽しむことができるようになることでしょう^ ^

スムーススクロール

開く 閉じる