學志館

2020.05.05

緊急事態宣言を受けて・・・ターンド・ケイの設置

教育


緊急事態宣言が発令されてから、周りの大手塾が休校となるなか、当塾は通常授業を続けています。休業要請の規模では無いこともあります。個別授業や1クラス12名定員(受験生が卒業し、各クラスの人数が現状数名のため、座席の距離や複数クラスが重ならない時間割に変更しました。)密室にせず換気を行う、全員のマスク着用(無い生徒には当初配布していましたが、現在は着用していない生徒は帰宅してもらっています)、教室に入るときに非接触型検温器による検温、手洗い・うがい。さらに、4月中旬には、空調管理を徹底し、教室環境を安全な状態に保つため、「ワールドビジネスサテライト」で紹介され、インフルエンザウィルスを5分で99,9%を除去するという、カルテック社の光触媒除菌脱臭機『ターンド・ケイ』を各教室に導入しました。

生徒も途中からは手洗い・うがいを自ら行い、遅刻もせず、家庭と塾以外の寄り道もせず、休まず、通ってくれています。

当初から、長期戦になると予想し、できるだけの感染対策を取りながら、授業は継続していく方針です。その理由の1つは、3月だけでも学校が無い状態の生徒の学力低下です。国語の教科書を読ませると、直ぐに分かります。生徒たちは授業を受け、やっと回復して帰宅して行くと言う状態です。これが2〜3ヶ月も続くというのは、日本の子どもたちの学力という観点から考えても大変な問題です。以前、高校で教えていたときに、「ゆとり教育」を受けた学年が入学して来た時、学力の芯のようなものが薄くなっている、つまり、明らかに前学年までが知識として持っていることやその運用力が抜けているという印象を受け、その抜けている学力をどう補ったらいいのかと危機感を抱いたことがありました。同じではありませんが、その時に近い危機感です。

学校の再開は、5月以降地域により段階的に為されていくと思われますが、前学年の3月学習内容、新学年の4月5月学習内容を、仮に6月からスタートさせたとしても、今年度の生徒は、現学年の学習内容に関して大きなハンディを背負うことになります。夏休みや冬休みを返上して授業を行ったとしてもです。また、家庭学習ができる生徒とできない生徒の学力格差も大きく開くでしょう。

そういう点から考えると、一旦リセットして、9月新学期に移行するのが現状では最善の策ではないかと思われます。それまでの期間、前学年の復習や総合的な学習に絞って授業をスタートしても良いと思われます。この件に関して、グローバルスタンダードであり、海外留学にスムーズに連結できるという視点で9月入学を提唱している立場は、私からは2次的な考えです。上記したように、今年度の子どもたちの学力をどう回復するかが、第1次的な理由です。

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