學志館の授業は、12月29日(水)で年内は終了し、年明け1月は4日から再開します。
今年コロナ禍2年目で、コロナに対する対応は少しは落ち着いてきたようですが、生徒たちの動きを見ると、内向きになる傾向が強まっている感じがします。その辺りが、勉強に向かう姿勢が弱く出て、特に受験に際しては安全傾向が強いことになっている気がします。
1998年から2003年に行われていた、日本の「ゆとり教育」はOECDの生徒の学力調査(PISA)の「2003年調査国際結果」による、日本の「数学的リテラシー」の著しい低下が公表されることにより転換されることになりましたが、「日本経済が活力やイノベーション能力を失ったのは『ゆとり教育』に一因がある」という分析もあるほどに、教育は、後になって様々な分野に影響が出てきます。
同様に、コロナ禍による、ここ2年続いている子どもたちの教育への影響、更にその影響を受けた世代が日本の社会に出たときに、国力という点からの影響も懸念されるところです。
そんな状況を来年は干支の虎にあやかり、毅然として困難に立ち向かい、自ら現状を打破していけるような機運の高まることを期待します。
教育においても、そのような子どもたちをⅠ人でも多く、育んでいきたいと願っています。
良いお年をお迎えください。
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